1 事業の成果
令和2年度年4月1から令和3年3月31日までの事業の報告、 令和2年度は、当会の前身「国立相模原病院アレルギー喘息患者会」が1990年に発足してから30周年にあたり、以下に記す記念事業のほか、様々な啓発活動が予定されていた。しかし新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市の桜まつりを始めイベントのほとんどは中止されたことから、当会のイベントも中止とするか、リモートとして規模を大幅に縮小して実施せざるを得なかった。ただ記念事業はオンラインで作業を進めることができたことから、コロナ禍の影響をあまり受けず、標準治療に関する正しい情報、そして「アレルギー疾患はきちんとコントロールすれば健常人とほとんど変わらない生活ができる」というメッセージを会員をはじめとする患者に送ることができたのは幸いだった。
2 事業内容
1 特定非営利活動に係る事業
① 会発足30周年記念事業
- 事業名
サインシール・サインプレートの制作・配布
- 内 容
ぜんそく、花粉症患者が身に着けて、咳やくしゃみがアレルギーであることを示す
- 日 時
令和2年10月~12月(配布は12月22日)
- 従事者
6名
- 対象者
当患者会員他約200名
- 支出額
174,869円

- 事業名
アレルギー疾患情報リーフレットの制作・配布
- 内 容
受診の待ち時間などに気軽に読めて、正確な情報が得られるA4三折り判リーフレット。内容は、成人ぜんそく、アレルギー性鼻炎(花粉症含む)、成人アトピー性皮膚炎、アレルギー免疫療法、大人の食物アレルギーの5種類は各3分冊。
新型コロナウィルス感染症とぜんそくは1冊 合計16冊の発行- 日 時
令和2年8月~令和3年3月(配布はコロナ感染症が1月、それ以外は翌年度4月)
- 場 所
オンライン
- 従事者
6名
- 支出額
132,766円

② ぜんそくをはじめとするアレルギー性疾患および
呼吸器疾患に関する普及啓発事業
- 事業名
第47回さがみはら市民桜まつり 展示ブース出展
- 日 時
令和2年4月
- 新型コロナウイルス感染症拡大に依る緊急事態宣言のため中止
- 事業名
講習会&懇親会
- 内 容
医師を囲んで患者同士が情報を交換する「おしゃべり会」(成人、子ども)
- 場 所
ユニコムプラザさがみはら
- 新型コロナウィルス感染拡大を考慮して4月~9月は中止。
- 事業名
第5回 食物アレルギー児童の保護者の情報交換会
- 内 容
おしゃべり会(小児)
- 日 時
令和2年10月9日
- 場 所
リモート
- 従事者
リーダー1名スタッフ4名
- 対象者
6名
- 支出額
0円
- 事業名
第26回 講習会
- 内 容
アレルギー疾患患者相談会
- 日 時
令和2年10月10日
- 場 所
ユニコムプラザプラザで対面、リモート
- 従事者
スタッフ4名
- 対象者
8名
- 支出額
13,454円
- 事業名
ユニコムプラザまちづくりフェスタに参加
- 内 容
当会の活動を紹介するパネル展示、アレルギー疾患資料提供
- 日 時
令和2年10月4日~31日
- 従事者
4名
- 対象者
ユニコムプラザまちづくりフェスタ来訪者
- 支出額
5,464円
- 事業名
第41回 アレルギー・ぜんそく講演会
- 内 容
Covid-19(新型コロナウイルス感染症)とぜんそく
- 日 時
令和2年11月22日(土)
- 場 所
ユニコムプラザプラザ ミーティングルームで対面、およびリモート
- 従事者
当会理事、運営委員6人
- 対象者
アレルギー疾患を持つ患者、家族、知人など20人
- 支出額
23,625円

- 事業名
第10回 食物アレルギーを持つ患者と家族のための講演と調理実習
- 内 容
食物アレルギーの講演と市販品を使って作るアレルギー配慮調理実習
- 日 時
令和2年12月
- 場 所
ユニコムプラザプラザ調理実習室
- 新型コロナウイルス感染症拡大に依る緊急事態宣言のため中止
- 事業名
第27回 講習会
- 内 容
鼻アレルギーの講習会 「鼻と耳のいい話」
- 日 時
令和3年3月
- 場 所
ユニコムプラザ 実習室1(調理実習室)
- 新型コロナウイルス感染症拡大に依る緊急事態宣言のため中止
- 事業名
第6回 食物アレルギー児童の保護者の情報交換会
- 内 容
食物アレルギーの子を持つ保護者グループが会のシンボル「さくら」にちなんで「つぼみの会」として発足したのを機会に、幼稚園・保育園・小学校との連携方法について情報交換
- 日 時
令和3年3月5日
- 場 所
ユニコムプラザプラザミーティングルーム、リモート
- 従事者
4名
- 対象者
「つぼみの会」のメンバー他
- 支出額
1,790円
- 事業名
第1回 くしゃみ・せきのサインシール配布> 会員以外
- 内 容
30周年記念事業として制作したサインシールがタウン誌やケーブルテレビ、新聞で取り上げられたことから、非会員からの配布希望があいつぎ、会の啓発事業・広報事業として無料配布することに決定し、実施した
- 日 時
令和3年1月後半~3月始め
- 従事者
2名
- 対象者
非会員120名超
- 支出額
15,824円

- 事業名
第7回 出張相談会 アレルギー週間協賛
- 内 容
商業施設で患者が行う身近なアレルギー相談会。資料配布も
- 日 時
令和3年2月
- 場 所
イオン相模原店
- 新型コロナウイルス感染症拡大に依る緊急事態宣言のため中止
③ 医療・福祉の充実に向けての政策提案事業および、
他の患者会や病院等との連携協力事業
2008年の成人ぜんそく患者への生活・環境・意識の実態調査を共に行なった他の患者会と手を携え、2017年4月に「一般社団法人アレルギー患者の声を届ける会」としてスタートした会へ参加し、個々の団体では実現しにくい問題点を解決するために当患者会も参加、下記の活動を行った。また、地域社会ではユニコムプラザ及びその所属団体との連携協力で相談会などの啓発活動を行った。加えて国立病院機構相模原病院とも協力活動を行った。
- 事業名
国立病院機構相模原病院のトリアージシート配布
- 内 容
Covid-19とのかかわりで受診の際必要となるトリアージシートを会員に配布
- 日 時
令和2年5月6日 別途発送
- 従事者
4名
- 対象者
201名
- 支出額
16,691円
- 事業名
アレルギー疾患患者の声を届ける会 定例会議
- 内 容
活動報告・協力要請確認・運営計画作成等
- 日 時
毎月1回定例会議 オンライン含む
- 場 所
東京都 浜町
- 従事者
1名
- 支出額
2,814円 一回のみ交通費
④ 社会への提言、啓発活動。他団体との提携活動
- 事業名
ユニコムプラザシェアードオフィス入居団体との交流会
- 内 容
各団体の活動内容紹介、情報交換
- 日 時
毎月1回 対面、報告書またはオンライン参加
- 従事者
1名
- 支出額
600円
- 事業名
J-PALS(患者団体代表者サミット)アカデミーに参加
- 内 容
リモート会議「オンラインでのコミュニケーションに役立つヒント」
- 日 時
令和2年11月14日
- 従事者
2名
- 支出額
0円
- 事業名
環境保全再生機構主催 「公害予防健康被害予防事業に関する連絡会」
- 内 容
公害予防健康被害予防事業
- 日 時
令和2年12月2日
- 場 所
web会議
- 従事者
1名
- 支出額
0円
- 事業名
相模原市教育委員会への要請
- 内 容
食物アレルギーを持つ児童への対応、次年度のアレルギーマニュアル作成時に患者の要望取り入れと、患者参加の要請。
- 日 時
12月7日
- 従事者
4名
- 支出額
0円
⑤ その他この法人の目的を達成するために必要な事業
アレルギー性疾患への啓発及び会の活動紹介
- 事業名
会報発行事業
- 内 容
会報「さくら」に、講演会・講習会などの詳報、医師のコラム記事、患者の体験談、新薬情報、各種お知らせなどを掲載。令和2年度の4回 116号~119号を編集・制作・発行・発送
- 期 間
4月28日(116号), 7月28日 (117号),10月27日 (118号),1月26日 (119号)
- 場 所
オンライン、当患者会事務所・ユニコムプラザ会議室
- 従事者
5名~8名
- 発 行
部 数 350~400部発送
配布200部×4回- 支出額
237,039円
2 その他の事業
- 広告事業:本年度は実施は無し
- 医療器具等の物品販売事業:本年度は実施は無し