NPO法人相模原アレルギーの会の法人の解散と会の閉会について

NPO法人相模原アレルギーの会の法人の解散と会の閉会について

2023年5月27日

5月27日に開催された2022年度NPO法人総会において決定されたとおり、NPO法人相模原アレルギーの会は、2023年度末(2024年3月)をもって活動を終了することになりました。

当会は1990年に国立相模原病院に入院していたぜんそく患者を中心に、当院のアレルギー専門医の強力な支援を得て、任意団体、国立相模原病院アレルギー・ぜんそく患者会として発足しました。当時はぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に関する情報が極めて少なく、私たちが開催する講演会は情報を求める患者さんや家族でいっぱいでした。

発足以来、任意の団体で20年、NPO法人として13年の活動を皆さんと一緒に行ってまいりました。年4回発行しておりました会報は2024年1月号を最終として131号を発行することができました。また、設立当初の目標であった国立相模原病院をアレルギーセンターにしたい!!といった目標も、現在の国立病院機構相模原病院が、国立医療育成センターと共にアレルギー疾患の基幹病院として日本のアレルギー疾患研究の牽引車となることで、ほゞ達成できたと考えております。

しかし時代は変わりました。新しい情報はインターネットでいくらでも手に入ります。玉石混交だという問題はありますが、新しい知識をどんどん蓄えていけます。他方、会場で行う講演会や講習会は先細りになるばかりでした。

こうした変化に伴って、会を運営する人材の高齢化が問題になってきました。ここ1年半年ほどボランティア募集に力を入れてみましたが、なかなか集まりません。そうこうしているうちに、体調を崩すスタッフが増え、運営が行き詰まってきました。

まことに残念ですが、NPO法人組織の解散と共に、会の運営を終了させていただきます。

NPO法人相模原アレルギーの会

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